リーンスタートアップとは?
りーんすたーとあっぷ
リーンスタートアップとは、最小限の製品を素早く市場に出し、顧客の反応から学びながら製品や事業を繰り返し改善していく起業・新規事業の方法論です。
リーンスタートアップ(Lean Startup)は、エリック・リースが2011年に提唱した起業・新規事業開発の方法論です。「リーン(Lean)」は無駄のない状態を意味し、トヨタ生産方式のリーン思想をスタートアップの世界に応用しています。
中核となるのは「構築(Build)-計測(Measure)-学習(Learn)」のフィードバックループです。
- 構築:MVP(最小実行可能プロダクト)を素早く作る
- 計測:実際のユーザーの行動データを収集・分析する
- 学習:仮説が正しかったか検証し、次の方針を決める
MVPとは、アイデアを検証するために必要最低限の機能だけを持つプロトタイプです。完璧な製品を長期間かけて作るのではなく、早い段階で市場に出して仮説を検証することで、大きな投資をする前に方向修正(ピボット)できるかどうかを判断します。
リーンスタートアップの重要な概念として「ピボット」があります。検証の結果、仮説が誤っていた場合は事業の方向性を大胆に転換することを指します。Instagram(当初は位置情報ゲーム)やYouTube(当初は動画版マッチングサービス)など、著名サービスもピボットを経ています。
この手法は大企業の新規事業部門や行政のDXプロジェクトにも応用されており、不確実性の高い環境で効率よく事業を育てる思考フレームとして広く普及しています。
使い方・例文
新しいアプリのアイデアを思いついたとき、全機能を開発する前にランディングページだけを公開して申し込みを集め、需要を確認してから開発を進める手順が、リーンスタートアップの考え方を実践した典型例です。
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