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リョウブ科とは?

りょうぶか

リョウブ科とは、夏に白い小花の穂をつける落葉小高木リョウブを代表種とする被子植物の科で、東アジアや北アメリカに分布します。

リョウブ科(Clethraceae)は、被子植物ツツジ目に属する植物の科で、主にリョウブ属(Clethra)1属から構成されます。世界に約70〜80種が知られており、東アジア・東南アジア・北アメリカマカロネシア(大西洋の島嶼群)に分布します。日本ではリョウブ(Clethra barbinervis)が代表種として山野に自生しています。

リョウブの主な特徴は以下のとおりです。

  • 落葉小高木で、高さは3〜10メートル程度
  • 夏(7〜8月頃)に枝先に長い総状花序をつけ、白い小花が多数咲く
  • 樹皮は褐色で薄く剥がれ、独特の模様を見せる
  • 葉は互生で倒卵形、秋には黄葉する

古くから救荒植物として知られ、若葉は塩茹でや炒め物にして食べられてきました。「リョウブ飯(両部飯)」として文献にも記録が残っており、飢饉の際に米と混ぜて炊いた歴史があります。

現代では庭園や公園の緑化木としても利用され、白い花穂が美しいことから観賞用としての評価も高い樹木です。

使い方・例文

夏山ハイキングの途中で白い小花が穂状に連なった木を見かけたとき、それがリョウブ科のリョウブであることが多く、植物観察の記録やガイドブックでリョウブ科として紹介されます。

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