リプレイ攻撃とは?
りぷれいこうげき
リプレイ攻撃とは、正規の通信データを攻撃者が記録し、後で再送信することで不正な操作や認証突破を試みるサイバー攻撃手法です。
リプレイ攻撃(Replay Attack)とは、ネットワーク上で送受信された正規のデータパケットや認証トークンを攻撃者が傍受・記録し、その後に同じデータを改ざんせずにそのまま再送信することで、不正に認証を通過したり操作を繰り返させたりする攻撃手法です。
例として、ユーザーがサーバーに送信した「口座から1万円振り込む」という認証済みリクエストを攻撃者が記録したとします。攻撃者は同じパケットを何度もサーバーに再送することで、ユーザーの意図しない複数回の送金を引き起こせる可能性があります。通信の内容を解読・改ざんする必要がない点がこの攻撃の特徴です。
リプレイ攻撃への対策には主に以下の手法が用いられます。
- タイムスタンプ:送信時刻を含め、一定時間経過後のリクエストを無効とする
- ナンス(nonce):一度きりの使い捨て値をリクエストに含め、再使用を検出する
- シーケンス番号:連番を付与し、重複した番号のリクエストを拒否する
- セッショントークンの短命化:有効期限の短いトークンを発行して再利用できなくする
TLSプロトコルはシーケンス番号を内部的に使用してリプレイ攻撃を防いでいます。APIセキュリティ設計においても、リプレイ攻撃対策は基本的な要件の一つです。
使い方・例文
「OAuthのアクセストークンに有効期限を設定しているのは、リプレイ攻撃対策のためでもある」のように、認証設計や通信セキュリティの説明で登場します。
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