本文へスキップ

リッカルド・ムーティとは?

りっかるど・むーてぃ

リッカルド・ムーティとは、イタリア出身の世界的指揮者で、フィラデルフィア管弦楽団やシカゴ交響楽団などを率いてイタリア・オペラと交響曲の双方で傑出した解釈を示した巨匠です。

リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti、1941年生まれ)は、イタリア南部のナポリ近郊に生まれた指揮者です。ナポリ音楽院でピアノ作曲を学んだ後、ミラノフランコ・フェッラーラに指揮を師事しました。1967年のグィド・カンテッリ国際指揮者コンクール優勝を機に国際舞台へ進出し、以後半世紀以上にわたってトップ指揮者として活躍しています。

主な経歴は以下のとおりです。

  • フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 首席指揮者(1969〜1981年)
  • フィラデルフィア管弦楽団 音楽監督(1980〜1992年)
  • ミラノ・スカラ座 音楽監督(1986〜2005年)
  • シカゴ交響楽団 音楽監督(2010年〜)

ムーティはイタリア・オペラ(ヴェルディ・ベッリーニ・ドニゼッティ)の正統的解釈者として知られる一方、ベートーヴェン・ブラームス・ブルックナーといったドイツ・オーストリアの交響曲も高く評価される演奏を残しています。楽譜に忠実なアプローチと、厳格かつ明確なリズム処理が特徴とされます。

ヴェルディの「レクイエム」やモーツァルトのオペラなどの録音は名盤として広く知られており、教育活動にも熱心で世界各地でマスタークラスを開催しています。グラミー賞を複数回受賞するなど国際的な評価も高く、現役最高峰の指揮者のひとりに数えられています。

使い方・例文

「ムーティのヴェルディ」はオペラファンの間で定評のある組み合わせとして語られ、スカラ座での公演やフィラデルフィアとの録音は今もリファレンスとして参照されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語