リチャード・バートン (探検家)とは?
りちゃーどばーとんたんけんか
リチャード・バートンとは、19世紀イギリスの探検家・言語学者で、メッカへの潜入やナイル川源泉探索など数々の冒険的業績で知られる人物です。
リチャード・フランシス・バートン(1821〜1890年)は、ヴィクトリア朝時代のイギリスを代表する探検家・作家・外交官・言語学者です。生涯に29以上の言語を習得したとされ、その博識と大胆な行動力で多くの伝説的冒険を成し遂げました。
彼の最も著名な業績のひとつは、1853年のメッカ・メディナへの潜入です。イスラム教徒以外の立ち入りが禁じられていたこれらの聖地に、アラブ人に変装して潜入し、詳細な記録を残しました。発覚すれば命に関わる危険を冒した、当時のヨーロッパ人には前例のない偉業でした。
また、アフリカ探検においても重要な足跡を残しています。
- 1857〜1858年、ジョン・ハニング・スピークとともにナイル川の源泉を求めてアフリカ内陸部を探検
- タンガニーカ湖に到達(ただし源泉特定についてはスピークと対立)
- 東アフリカの地理・民俗に関する詳細な報告書を執筆
著作家としても多産で、「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」の英訳でも名を残しました。バートンは帝国主義時代の探検家の典型でありながら、異文化への深い理解と敬意を持つ異色の存在でもありました。
使い方・例文
19世紀の探検史やナイル川源泉探索の論争を調べると、バートンとスピークの名前が対照的な人物として必ず取り上げられます。
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