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リチャード・ハミングとは?

りちゃーどはみんぐ

リチャード・ハミングは、アメリカ数学者・計算機科学者で、誤り訂正符号(ハミング符号)の発明者として情報工学の基礎を築いた人物です。

リチャード・ウェズリー・ハミング(Richard Wesley Hamming、1915〜1998)は、アメリカ数学者・計算機科学者です。シカゴ大学・ネブラスカ大学・イリノイ大学で学んだのち、第二次世界大戦中はマンハッタン計画にも参加しました。戦後はベル研究所に長年勤務し、後に海軍大学院でも教鞭を執りました。

ハミングの最も重要な業績は「ハミング符号」(Hamming code)の発明です。コンピュータや通信システムではデータの伝送・記録中にビット誤りが生じる可能性がありますが、ハミング符号はそのような1ビットの誤りを自動的に検出・訂正できる仕組みを提供します。この「誤り訂正符号」の考え方は、現代のディジタル通信・メモリ・ストレージ技術の根幹をなすものです。

ハミング符号のほかにも、彼は以下の概念や手法を生み出しました。

  • ハミング距離(二つの等長文字列が異なる位置の数)
  • ハミング重み(ビット列中の1の個数)
  • 数値解析・計算数学の教育体系の整備

また、「なぜ優れた研究者は偉大な研究をするのか」をテーマにした講演「あなたとあなたの研究」(You and Your Research)は科学者・エンジニアの間で今も読み継がれる名文です。1968年にはACMチューリング賞を受賞しています。

使い方・例文

情報工学や通信工学の授業でエラー訂正の仕組みを学ぶ際に、「ハミング符号」としてその名前が必ず登場します。

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