リチャード・サッパーとは?
りちゃーどさっぱー
リチャード・サッパーはドイツ生まれのイタリアで活躍した工業デザイナーで、IBMのコンサルタントデザイナーとしてThinkPadの原型を生み出すなど、機能美を極めた製品で20世紀デザイン史に名を刻んだ人物です。
リチャード・サッパー(Richard Sapper、1932〜2015年)は、ドイツのミュンヘン生まれの工業デザイナーです。イタリアのミラノを拠点に活動し、機能性と美しさを高い次元で統合した製品デザインで知られます。
サッパーはマルコ・ザヌーゾとの協業でBrionvega社のテレビやラジオなど革新的な家電製品を生み出した後、独立して幅広いクライアントのデザインを手がけました。とくに以下の製品が世界的に有名です。
- ティツィオ(Tizio)ランプ(アルテミデ社、1972年)— 導線を内蔵したアームが特徴のデスクランプ。ニューヨーク近代美術館(MoMA)のコレクションにも収蔵
- アレッシ社のケトル「9091」(1983年)— 沸騰すると汽笛が鳴る真鍮ノズルのデザインが有名
- IBMのコンサルタントデザイナーとして約30年間携わり、ThinkPadシリーズの黒い筐体・赤いトラックポイントなどのデザイン哲学を確立
サッパーの設計思想は、複雑な仕組みをシンプルな外観の中に収め、使う喜びと知的な驚きを同時にもたらすことにありました。MoMAをはじめ世界各地の美術館がその作品を永久収蔵しており、20世紀プロダクトデザインの最重要人物のひとりとして位置づけられています。
使い方・例文
「リチャード・サッパーのデザインしたティツィオランプは、シンプルな黒いシルエットの中に精巧な仕掛けが凝縮された名品として、インテリア雑誌やデザイン史の書籍で必ず紹介される」というように言及されます。
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