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ラーマ・カムヘーンとは?

らーまかむへーん

ラーマカムヘーンは、13〜14世紀のタイ・スコータイ王国第3代王であり、タイ文字の創制や仏教文化の振興でタイ史上最も偉大な王の一人とされる人物です。

ラーマカムヘーン(Ram Khamhaeng、在位1279〜1298年頃)は、タイ最初の統一王朝とされるスコータイ王国の第3代国王です。「カムヘーン」とは「勇敢な者」を意味し、その名の通り軍事・文化行政の各分野で卓越した功績を残しました。

最大業績は1283年頃とされるタイ文字の創制です。それ以前のタイ人はクメール語やモン語の文字を借用していましたが、ラーマ・カムヘーンは独自のタイ文字体系を考案し、タイ語をはじめて文字化することを可能にしました。このタイ文字は現代タイ文字の直接の祖先であり、その碑文(ラムカムヘーン碑文)はユネスコの世界の記憶にも登録されています(ただし碑文の真贋については学術上の議論があります)。

ラーマ・カムヘーンの治世の特徴は次のとおりです。

  • 上座部仏教(スリランカ式)の積極的な保護・振興
  • 陶磁器産業(スワンカローク焼き)の育成
  • 父権的・開放的な政治スタイル(直訴制度の整備)
  • 版図の大幅な拡大(現在のタイ・ラオス・ミャンマーの一部に至る)

ラーマ・カムヘーン亡き後、スコータイ王国は徐々に衰退しましたが、彼が残したタイ文字と仏教文化の遺産はその後のアユタヤ王朝を経て現代タイの文化的基盤となっています。

使い方・例文

タイの歴史や東南アジア史を学ぶ文脈で、「タイ文字を作った王」としてラーマ・カムヘーンの名前が必ず登場します。

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