ラフサンジャニーとは?
らふさんじゃにー
ラフサンジャニーは、イラン・イスラム共和国の第4代大統領を務めた聖職者・政治家で、実用主義的な改革路線で知られます。
アリー・アクバル・ハーシェミー・ラフサンジャニー(Ali Akbar Hashemi Rafsanjani、1934〜2017年)は、イランの著名な聖職者・政治家です。ケルマーン州ラフサンジャーン出身で、コムの宗教学校でルーホッラー・ホメイニーに師事し、イスラム革命の重要な指導者のひとりとなりました。
1979年のイスラム革命後、ラフサンジャニーはイラン議会(マジュレス)議長を長期間務め、国内最高権力者ホメイニーの右腕として政治の中枢に位置しました。1980〜88年のイラン・イラク戦争中も最高司令官代理として戦争指導に関わりました。
1989年にホメイニーが死去すると、実用主義路線のラフサンジャニーは大統領に選出されました(在任1989〜1997年)。在任中は戦後復興と経済再建を最優先とし、外資誘致・国有企業民営化・インフラ整備を推進しました。また欧米や周辺諸国との関係正常化を模索し、「実用主義者」として国際的に注目されました。
大統領退任後もイスラム共和国体制の重鎮として、公益判別会議議長などの要職を歴任しました。後年は改革派に近い立場をとり、保守強硬派との緊張関係が続きました。2017年1月、心臓発作により死去しました。
使い方・例文
イランの現代政治を解説する際、ホメイニー・ハメネイと並んでラフサンジャニーの名前は頻繁に登場します。イラン・イラク戦争後の復興期を学ぶ際にも欠かせない人物です。
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