本文へスキップ

ラドン=ニコディムとは?

ようはんらどん

ドン=ニコディムとは、測度論における重要な定理「ラドン=ニコディムの定理」に名を残す二人の数学者、ヨハン・ラドンとオットー・ニコディムを指します。

ドン=ニコディムは、数学者ヨハン・ラドン(Johann Radon、1887〜1956年、オーストリア)とオットー・ニコディム(Otto Nikodym、1887〜1974年、ポーランド)の二人の名前を組み合わせた表記です。二人はそれぞれ独立して数学に貢献し、その名が測度論基本定理に冠されています。

「ラドン=ニコディムの定理」は、ある測度が別の測度に対して絶対連続であるとき、両者の間に「密度関数」(ラドン=ニコディム微分)が存在することを保証する定理です。これは現代の積分論・確率論の根幹をなす結果で、確率論における条件付き期待値の厳密な定義にも不可欠です。

ヨハン・ラドンはさらに「ラドン変換」でも知られており、これはX線CTスキャン(コンピュータ断層撮影)の数学的基礎として医療分野に応用されています。一方のニコディムは測度論・関数解析の発展に貢献した研究者です。

このように、ラドン=ニコディムという名称は二人の数学者の業績を同時に称えるものであり、現代数学の重要な概念として関数解析・確率論・統計学の教科書に必ず登場します。

使い方・例文

確率論や統計学の大学院レベルの授業で「ラドン=ニコディム微分」として登場し、確率密度関数の存在を厳密に正当化する際に用いられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語