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ラインハルト・シェーアとは?

らいんはるとしぇーあ

ラインハルト・シェーアとは、第一次世界大戦中のドイツ帝国海軍の提督で、1916年のユトランド沖海戦においてドイツ大洋艦隊を指揮したことで知られる海軍指導者です。

ラインハルト・シェーア(1863年〜1928年)は、ドイツ帝国海軍の提督です。第一次世界大戦中、ドイツ大洋艦隊(ホッホゼーフロッテ)の司令長官として、戦史上屈指の大規模艦隊決戦となったユトランド沖海戦(1916年5月31日〜6月1日)を指揮しました。

ユトランド沖海戦は、ドイツ大洋艦隊とイギリス大艦隊(グランド・フリート)がデンマーク沖のユトランド半島付近の北海で激突した海戦です。艦艇数ではイギリス側が大きく優勢でしたが、シェーアは巧みな機動と「戦列転換」と呼ばれる危機脱出の陣形変換を繰り返し、包囲の危機を何度も乗り切りました。損害だけを比較するとドイツ側の損失が少なく、一時「ドイツの勝利」と評されたほどです。しかし戦略的にはイギリスの北海制海権が維持され、ドイツ海軍はその後大規模な艦隊決戦を避けるようになりました。

シェーアはこの戦闘の後、無制限潜水艦作戦を主張する強硬派の立場をとり、ドイツ海軍の方針に大きな影響を与えました。1918年には海軍最高司令部の長官(SKL長官)に就任しましたが、同年の敗戦とともにドイツ帝国は崩壊しました。

シェーアは回想録を著しており、大戦中のドイツ海軍の戦略や戦術を知るための一次資料として海軍史研究者に参照されています。

使い方・例文

「ユトランド沖海戦でシェーア提督率いるドイツ大洋艦隊は数的に劣勢ながらイギリス艦隊と互角に渡り合った」という形で、第一次世界大戦の海戦史を語る際によく登場します。

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