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ユーゲノールとは?

ゆーげのーる

ユーゲノールとは、クローブなどの植物に含まれる芳香性フェノール化合物で、歯科材料や香料・防腐剤として幅広く利用されています。

ユーゲノール(Eugenol)は、クローブ丁子)の精油に多量に含まれる天然の芳香族化合物フェノール系)です。スパイシーで温かみのある香りが特徴で、植物化学的にはフェニルプロパノイドに分類されます。クローブ以外にも、バジル・シナモン・ナツメグ・ベイリーフなどの植物にも含まれています。

ユーゲノールの主な性質と利用分野は以下の通りです。

  • 歯科医療:局所麻酔・鎮痛・抗菌作用があるため、歯科用セメント(酸化亜鉛ユーゲノールセメント)や仮封材として長年使用されている。根管治療の薬剤にも含まれる。
  • 香料・食品添加物:クローブ様の香りを出すために香水・香料・食品のフレーバー付けに使われ、食品添加物として認可されている国が多い。
  • 抗菌・防腐作用:食品保存や防虫目的での研究・応用がある。
  • 医薬品・化粧品原料:抗炎症・抗菌作用を活かした外用薬や口腔ケア製品に配合される。

一方、高濃度では細胞毒性を示すことがあり、皮膚への刺激や接触性アレルギーの原因となる場合もあります。そのため、歯科材料や化粧品での使用濃度には規制や指針が設けられています。近年では、アロマテラピー分野でも精油成分として注目されています。

使い方・例文

歯科医院で仮の詰め物をする際に用いられる薬剤にユーゲノールが含まれることが多く、治療後にクローブに似た独特の香りを感じることがその名残です。

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