ユリア樹脂とは?
ゆりあじゅし
ユリア樹脂とは、尿素とホルムアルデヒドを重合させた熱硬化性合成樹脂で、接着剤や成形品に広く使われます。
ユリア樹脂(urea resin)は、尿素(ユリア)とホルムアルデヒドを酸または塩基触媒のもとで反応させた熱硬化性樹脂です。尿素樹脂(UF樹脂:urea-formaldehyde resin)とも呼ばれます。
製造工程では、尿素とホルムアルデヒドが付加縮合反応を繰り返すことでメチロール尿素を経て三次元網目構造をもつ硬化物へと変化します。一度硬化すると熱を加えても溶融しない「熱硬化性」の性質をもちます。
ユリア樹脂の主な特徴と用途は以下のとおりです。
- 木工用接着剤:合板・パーティクルボード・MDF(中密度繊維板)の製造に広く使用される
- 電気器具の成形品:スイッチ・コンセントなどの部品材料
- 食器・台所用品:メラミン樹脂と並んで食器の素材として利用
- 紙の加工:紙の強度向上や耐水処理に用いられる
課題としては、硬化過程や使用中にホルムアルデヒドが微量放出される点があり、建材・家具への使用にあたっては放散量の規制(シックハウス対策)が国内外で設けられています。
使い方・例文
合板やフローリング材の製造工程で、木材同士を貼り合わせる接着剤としてユリア樹脂が使われています。ホルムアルデヒド放散量が少ない「F☆☆☆☆(フォースター)」製品の開発においても、ユリア樹脂の改良が進んでいます。
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