ユベール・ド・ジバンシィとは?
ゆべーるどじばんしぃ
ユベール・ド・ジバンシィとは、フランスの高級ファッションブランド「ジバンシィ」を創設した20世紀を代表するクチュリエです。
ユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy、1927〜2018年)は、フランス生まれのファッションデザイナーであり、パリ・オートクチュールの黄金時代を象徴する存在の一人です。貴族の家系に生まれ、幼少期から芸術と工芸への強い関心を持ち、若くしてクリストバル・バレンシアガをはじめとする著名なクチュリエのもとで修業を積みました。
1952年、わずか24歳でパリに自身のオートクチュールハウス「ジバンシィ(Givenchy)」を設立します。デビューコレクションから注目を集め、清潔感あるラインと洗練されたエレガンスで瞬く間にファッション界に名を刻みました。特にセパレーツ(上下を組み合わせる着こなし)の提案は当時として革新的でした。
ジバンシィの名を世界的に高めたのは、女優オードリー・ヘプバーンとの長年にわたる協力関係です。映画「ローマの休日」以降、ヘプバーンのスクリーン衣装や私服を手がけ、映画「ティファニーで朝食を」(1961年)で着用された黒いドレスは今日もファッション史上の名作として語り継がれています。二人の関係はデザイナーとミューズの理想的な例として広く知られています。
また、師バレンシアガの美学を受け継ぎつつ、フランス的な軽やかさと気品を融合させたジバンシィのスタイルは、多くのデザイナーに影響を与えました。1995年にブランドを売却した後も、ファッション界の重鎮として尊敬を集め続けました。
使い方・例文
映画「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘプバーンが着用した黒いイブニングドレスはジバンシィのデザインで、ファッションや映画の解説においてその名前が頻繁に取り上げられます。
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