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ヤマニンジンとは?

やまにんじん

ヤマニンジンとは、セリ科に属する山地性の多年草で、葉の形がニンジンに似ていることからこの名がついた日本の野生植物です。

ヤマニンジン(山人参、学名:Osmorhiza aristata)は、セリ科ヤブニンジン属に属する多年草です。日本各地の山地丘陵の林縁・林床などの半日陰の場所に自生しています。名前の「ニンジン」は、羽状に分裂した葉の形状がニンジン(セリ科の野菜)に似ていることに由来します。

ヤマニンジンの特徴としては以下が挙げられます。

  • 草丈は30〜80cm程度の多年草
  • 葉は2〜3回羽状複葉で、小葉は卵形・鋸歯あり
  • 春から初夏にかけて白色の小花を複散形花序(傘状に広がる花序)につける
  • 果実は細長い棒状で、先端に芒(のぎ)状の突起がある
  • 根にほのかな甘い香りがある

セリ科の植物には有毒種(ドクニンジンなど)も含まれるため、野生のヤマニンジンを採取する際には同定に十分な注意が必要です。同属のヤブニンジンと混同されることがあり、両者は果実の形状などで見分けられます。

ヤマニンジンは植物観察や自然教育の現場で取り上げられるほか、一部地域では若葉を山菜として利用する文化も残っています。根の精油成分に薬用効果があるとされ、民間薬としての利用の記録もあります。

使い方・例文

「春の山歩きで羽状の葉を持つ草を見つけ、図鑑で調べるとヤマニンジンと判明した。」のように、植物観察や野山のフィールドワークの場面で登場します。

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