モディファイドデュレーションとは?
もでぃふぁいどでゅれーしょん
モディファイドデュレーションとは、金利が1%変化したときに債券価格が何%変動するかを示す指標で、債券投資における金利リスクの尺度として使われます。
モディファイドデュレーション(Modified Duration)は、金利の変化に対する債券価格の感応度を示す指標です。金利が1パーセントポイント(100ベーシスポイント)上昇または低下したとき、債券価格が何パーセント変動するかを近似的に表します。
デュレーションにはいくつかの種類があります。まずマコーレー・デュレーション(Macaulay Duration)はキャッシュフローの加重平均回収期間を年数で表したもので、モディファイドデュレーションはそれを以下のように変換して求めます。
モディファイドデュレーション = マコーレー・デュレーション ÷(1 + 利回り / クーポン頻度)
この値が大きいほど金利変動への感応度が高く、リスクが大きいことを意味します。実務上の特徴をまとめると以下の通りです。
- クーポン率が低いほどデュレーションは大きくなる(ゼロクーポン債が最大)
- 残存期間が長いほどデュレーションは大きくなる
- 利回りが低い局面では価格変動がより敏感になる
- 債券ポートフォリオの金利リスク管理・ヘッジ比率の計算に使われる
例えばモディファイドデュレーションが5の債券は、金利が1%上昇すると価格が約5%下落することを示します。運用実務では金利感応度の管理指標として広く用いられ、BPV(ベーシスポイントバリュー)と組み合わせて使われることも多いです。
使い方・例文
残存10年・クーポン2%の国債はモディファイドデュレーションが比較的大きくなるため、金利が0.5%上昇するだけで価格が数パーセント下落するリスクがあります。資産運用でリスク管理の際に参照する指標です。
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