メンデレーエフとは?
めんでれーえふ
メンデレーエフは19世紀ロシアの化学者で、元素を原子量の順に並べた周期表を考案し、未発見元素の存在を予言したことで知られる化学史上の偉人です。
ドミトリー・メンデレーエフ(Dmitri Mendeleev、1834〜1907)は、ロシアの化学者です。1869年に元素を原子量の順に並べると性質が周期的に繰り返されることを見出し、元素の周期律とそれを図示した周期表を発表しました。この業績は近代化学の最も重要な発見のひとつとされています。
シベリアのトボリスク生まれのメンデレーエフは、貧困の中で教育を受け、サンクトペテルブルク大学で化学を学びました。1860年代には化学の教科書を執筆する過程で、当時知られていた63元素を系統的に整理しようとしたことが周期表考案のきっかけとなりました。
メンデレーエフの周期表の革新的な点は次のとおりです。
- 元素を原子量順に並べることで8族ごとに性質が繰り返される周期律を発見
- 周期表の空白部分に未発見元素の存在を予言し、その性質を予測
- 予言したガリウム(1875年発見)やゲルマニウム(1886年発見)の性質が的中し周期律の正しさを証明
- 後のボーアら量子論的解釈で電子配置との深い対応が明らかになった
メンデレーエフの周期表は現在も高校・大学の化学教育の根幹をなしており、101番元素「メンデレビウム」は彼への敬意を込めて命名されました。酒類の醸造や石油化学にも精通し、ロシアの産業振興にも寄与した多才な科学者でもあります。
使い方・例文
理科室の壁に貼られた周期表は、メンデレーエフが150年以上前に構築した体系を現代版に更新したものです。
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