メッセージキューとは?
めっせーじきゅー
メッセージキューとは、システム間でデータを非同期にやり取りするための仕組みで、送信側と受信側を切り離して通信を安定させる技術です。
メッセージキュー(Message Queue)とは、異なるプログラムやサービス間でメッセージ(データ)を一時的に蓄える行列(キュー)を設けることで、非同期・疎結合な通信を実現するソフトウェアの仕組みです。
通常のAPI呼び出しでは送信側が受信側の応答を待つ必要がありますが、メッセージキューを介することで送信側はキューにメッセージを入れるだけで次の処理に進め、受信側は自分のペースでメッセージを取り出して処理できます。これにより次のような効果が得られます。
- スケーラビリティ:受信側の処理能力に応じて柔軟に負荷分散が可能
- 耐障害性:受信側が一時ダウンしてもメッセージが失われない
- 疎結合:送信側と受信側が独立して開発・デプロイできる
- 流量制御:急激なトラフィック増加を吸収するバッファとして機能
代表的な実装製品にはAmazon SQS、RabbitMQ、Apache Kafka、Redis(Streamなど)があります。Eコマースの注文処理、メール送信、動画エンコードなど、時間のかかるバックグラウンド処理を分離する場面で広く活用されています。
使い方・例文
ECサイトで注文が入った際、注文確認メールの送信処理をメッセージキューに積み、バックグラウンドのワーカーが順次処理することで、ユーザーへの応答速度を落とさずに運用できます。
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