マーガレット・ミードとは?
まーがれっとみーど
マーガレット・ミードとは、アメリカの文化人類学者で、20世紀前半に太平洋諸島でのフィールドワークをもとに、文化が人間の行動や性差に与える影響を論じた先駆的人物です。
マーガレット・ミード(Margaret Mead、1901年〜1978年)は、アメリカ・フィラデルフィア出身の文化人類学者です。コロンビア大学でフランツ・ボアズとルース・ベネディクトに師事し、文化相対主義の視点を身につけました。
1920年代にサモア、ついてニューギニアなどの太平洋諸島でフィールドワークを行い、その成果を一般向けにも読みやすい形でまとめた著作を次々と発表しました。1928年に刊行した「サモアの思春期」は、青年期の葛藤が生物学的・普遍的なものではなく、文化によって形成されると主張してセンセーションを巻き起こしました。
ミードの研究は次のような問いかけを社会に投げかけました。
- 男女の性差は生来のものか、文化的に作られるものか
- 青年期の苦悩は普遍的か、社会の産物か
- 異なる文化の子育てや家族制度の比較から何が学べるか
彼女の研究は後にデレク・フリーマンらによる批判も受けましたが、文化人類学を一般社会に広め、ジェンダー研究や教育学に多大な影響を与えた功績は揺るぎないものです。晩年まで旺盛に執筆・講演活動を続け、1978年に77歳で逝去しました。
使い方・例文
ジェンダー論・文化人類学の入門書や授業で、文化と人間行動の関係を論じる際に取り上げられます。
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