本文へスキップ

マーカス・ガービーとは?

まーかすがーびー

マーカス・ガービーは20世紀初頭に活躍したジャマイカ出身の黒人解放運動指導者で、アフリカへの帰還とアフリカ系人々の自立を訴えたパン・アフリカニズムの先駆者です。

マーカス・モーゼイア・ガービー(1887〜1940年)は、ジャマイカに生まれた活動家・思想家・ジャーナリストで、20世紀前半の黒人民族主義運動を代表する人物です。

1914年にジャマイカで「ユニバーサル・ニグロ・インプルーブメント・アソシエーション(UNIA)」を設立し、後にニューヨークのハーレムを拠点として世界規模の組織へと発展させました。「アフリカは黒人のもの」「アフリカへ帰れ」というスローガンのもと、アフリカ大陸への帰還運動や黒人の経済的自立を強く訴えました。その思想はパン・アフリカニズムの基盤となり、後の脱植民地化運動や公民権運動に深刻な影響を与えました。

またガービーは自前の新聞「ニグロ・ワールド」を発行するとともに、「ブラック・スター・ライン」という黒人が所有・運営する汽船会社を設立し、アフリカ系の人々が自らの商業ネットワークを持つことを目指しました。しかし汽船会社の経営は失敗し、1922年に郵便詐欺罪で逮捕・投獄されました。後に国外追放となりジャマイカへ戻り、1940年にロンドンで死去しました。

ガービーの思想はラスタファリ運動や多くのアフリカ系指導者に影響を与え、「ブラック・モーゼ」とも呼ばれます。死後も公民権運動・アフリカ民族主義の精神的支柱として広く尊敬されています。

使い方・例文

世界史や公民権運動を学ぶ授業では、マーカス・ガービーは「パン・アフリカニズムの父」として、マルコムXやマーティン・ルーサー・キング牧師らに影響を与えた先駆者として紹介されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語