マヌエル・ブルムとは?
まぬえるぶるーむ
マヌエル・ブルムとは、ベネズエラ出身の計算機科学者で、計算量理論の基礎を築きチューリング賞を受賞した理論計算機科学の第一人者です。
マヌエル・ブルム(Manuel Blum、1938年生まれ)は、ベネズエラ・カラカス出身の計算機科学者です。MITで学位を取得後、カーネギーメロン大学などで長年にわたり研究・教育に従事しました。
ブルムの最大の功績は、計算量理論(computational complexity theory)の基礎的な枠組みを確立したことです。特に「ブルムの公理(Blum axioms)」は、計算量の測定方法を抽象的・一般的に定式化したもので、理論計算機科学の根幹をなす概念として広く参照されています。
また暗号理論の分野でも重要な貢献をしており、ブルム–ブルム–シャブ(BBS)擬似乱数生成器の開発に関わったことでも知られています。この生成器は暗号論的安全性を持つ乱数の生成手法として、情報セキュリティの基礎に位置づけられています。
さらに「CAPTCHA」(コンピュータと人間を区別する自動テスト)の概念的基盤に関連した研究にも貢献しており、インターネット上のセキュリティ技術にも間接的な影響を与えています。1995年にはコンピュータ科学の最高栄誉であるチューリング賞を受賞しました。その妻シルヴィア・ブルムも計算機科学者であり、共に同分野の発展に貢献しています。
使い方・例文
計算量理論や暗号理論の教科書・論文で「ブルムの公理」「BBSジェネレータ」として言及されます。
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