ポートスキャンとは?
ぽーとすきゃん
ポートスキャンとは、対象のコンピューターやサーバーに対してどのポートが開いているかを調べ、動作中のサービスや潜在的な脆弱性を把握する技術的な調査手法です。
ポートスキャンとは、ネットワーク上のホストに対して複数のTCP/UDPポートへの接続を試み、どのポートが開いていてどのサービスが動作しているかを特定する手法です。セキュリティ診断や脆弱性評価の基本作業である一方、攻撃者が事前偵察に利用することでも知られています。
主なスキャン技法には次のものがあります。
- TCP Connect スキャン:完全な3ウェイハンドシェイクを確立する最も基本的な手法
- SYN スキャン(ステルススキャン):SYNパケットを送り、応答でポートの開閉を判断。ログが残りにくい
- UDP スキャン:DNS・DHCPなどのUDPサービスを探索。応答が遅く検知が難しい
- バージョン検出:開いたポートで動作するソフトウェアとバージョンを特定
最も広く使われるツールはNmap(Network Mapper)で、OSの推定・サービス検出・スクリプトによる脆弱性チェックなど多機能を備えています。
正当な用途と悪用はどちらも存在します。セキュリティエンジニアは自社インフラに対して定期的にポートスキャンを実施し、不要なサービスの公開がないかを確認します。一方、攻撃者は不正アクセスの足がかりを探すために無許可でスキャンを行います。他者のシステムに無断でポートスキャンを行うことは法的問題になる場合があります。
使い方・例文
セキュリティ担当者が自社のWebサーバーに対してNmapでポートスキャンを実施し、本来閉じているはずのポートが外部に公開されていないかを確認する場面で登場します。
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