ポリティカルアパシーとは?
ぽりてぃかるあぱしー
ポリティカルアパシーとは、市民が政治に対して無関心・無気力になる状態のことで、低投票率や政治参加の低下として表れる現代民主主義の課題です。
ポリティカルアパシー(Political Apathy)とは、市民が選挙・政策・公共問題に対して関心や関与の意欲を失う政治的無関心の状態を指す概念です。「アパシー」はギリシャ語の「apatheia(感情のなさ)」に由来します。
ポリティカルアパシーはその形態によって複数に分類されます。
- 無関心型:政治そのものへの興味・関心の欠如
- 疎外型:政治に不信感を持ちながらも、変えられないという無力感から参加を放棄する状態
- 満足型:現状に満足しているため、あえて政治に関わる必要を感じない状態
ポリティカルアパシーが広がる背景として、政治不信・複雑化する政策課題の理解困難・社会格差による「自分の声は届かない」という感覚・情報過多による意思決定の疲労などが指摘されています。特に若年層における低投票率との関連が各国で課題となっています。
民主主義は市民の政治参加を前提とするため、ポリティカルアパシーの蔓延は政策の正当性や代表性を損ないます。一方で、単なる無関心ではなく制度への不満の表明としてとらえる視点もあり、政治学・社会学の重要な研究テーマとなっています。投票制度の改革・シチズンシップ教育・参加型民主主義の導入などが対応策として論じられています。
使い方・例文
選挙のたびに「どうせ投票しても変わらない」と棄権する人が増える現象は、ポリティカルアパシーの典型的な表れとして政治学の文脈で語られます。
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