ポジティビティバイアスとは?
ぽじてぃびてぃばいあす
ポジティビティバイアスとは、ネガティブな情報よりもポジティブな情報を好んで処理・記憶しやすくなる心理的傾向のことです。
ポジティビティバイアス(positivity bias)とは、人がネガティブな情報や経験よりもポジティブな情報や経験を好んで選択し、より長く・より良く記憶する傾向のことです。認知バイアスの一種であり、社会心理学・認知心理学の分野で研究されています。
このバイアスには複数の側面があります。まず記憶の歪みとして、過去の出来事を実際よりも良かったと思い出す「ローズカラー・メモリー」効果があります。また期待の歪みとして、将来の出来事を実際よりも楽観的に予測しやすい「楽観バイアス」とも重なります。
発達的な観点では、乳幼児期は外界のあらゆる刺激に好奇心をもって反応するためポジティビティバイアスが強く、加齢とともにネガティブな情報への注意が高まる(ネガティビティバイアスへの移行)ことが知られています。一方、高齢者になると再びポジティビティバイアスが強まるという「ソシオエモーショナル選択理論」も提唱されています。
ポジティビティバイアスは精神的健康の維持に寄与する一方で、リスクの過小評価や現実認識の歪みにもつながります。マーケティング・医療・教育など幅広い分野でその影響が考慮されています。
使い方・例文
アンケート結果で「良い点」の記憶はよく残るが「悪かった点」を思い出しにくい場合、ポジティビティバイアスが働いている可能性があります。
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