ホピ族とは?
ほぴぞく
ホピ族とは、アメリカ合衆国アリゾナ州の高地台地に暮らす先住民族で、精神的な伝統と農耕文化を今も継承する人々です。
ホピ族(Hopi)は、アメリカ合衆国アリゾナ州北東部のコロラド高原、特に「ホピ・メサ」と呼ばれる台地状の地形に居住する先住民族です。「ホピ」という名称は自民族語で「平和な人々」または「礼儀正しく振る舞う人々」を意味するとされています。
ホピ族の文化・歴史的特徴として以下が挙げられます。
- プエブロ系の定住農耕文化を持ち、数百年以上同じ場所に居住してきた歴史がある
- 乾燥した環境でトウモロコシ・豆・カボチャなどを栽培する高度な農耕技術
- 「カチナ(カシナ)」と呼ばれる精霊信仰と、仮面をつけた儀式的な踊りが有名
- 独自のアリゾナ・テワ語族に属するホピ語を持つ
ホピ族の宗教・宇宙観は非常に複雑で精緻なものとして知られており、1年を通じて多くの宗教的な儀式が行われます。カチナ人形(カシナドール)は宗教的な意義を持つ工芸品として世界的に知られています。
現在のホピ族の居住地はナバホ族の居留地(ナバホネーション)に囲まれた形で存在し、両者の間には土地をめぐる長年の問題もあります。人口はおよそ数千人程度とされ、伝統文化の維持と現代社会との共存が課題となっています。
使い方・例文
ホピ族の「スネークダンス(蛇の踊り)」は雨乞いの儀式として有名で、生きたヘビを口にくわえて踊る様子が19世紀以来多くの観察者に記録されており、ホピの精神文化を象徴するものとして世界に知られています。
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