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ホセ・サラマーゴとは?

ほせさらまーご

ホセ・サラマーゴはポルトガルを代表する小説家で、独自の文体と社会批評的な作風によりノーベル文学賞を受賞しました。

ホセ・サラマーゴ(1922〜2010年)は、ポルトガルのアレンテージョ地方に生まれた小説家・劇作家です。貧しい農村の家庭に育ち、正規の高等教育を受けられなかったにもかかわらず、独学で文学の道を切り拓き、ポルトガル語文学を代表する作家となりました。

サラマーゴの文体は極めて個性的です。

  • 会話と地の文が句点や改行で区切られずに連続して流れる長い文章と独特の句読点スタイル
  • 人物に固有名詞を与えず「医者の妻」「眼科医」のように役割で呼ぶ手法
  • 現実と幻想・寓話が入り混じるマジックリアリズム的な語り口

代表作には、突然全市民が失明する社会崩壊を描いた『白の闇(盲目)』、ポルトガルとスペインがイベリア半島ごとヨーロッパから切り離されて漂流するという奇想の『イベリア半島の石の筏』、歴史的事実を大胆に書き換えた『リカルド・レイスの死の年』などがあります。作品には資本主義・権力・宗教に対する批判的視点が一貫しています。

1998年、ポルトガル語作家として初めてノーベル文学賞を受賞し、世界的な名声を確立しました。晩年はカナリア諸島のランサローテ島に居を移し、2010年に同地で亡くなりました。

使い方・例文

世界文学やノーベル賞受賞作家を特集する書籍・記事で、20世紀ポルトガル文学の最高峰として紹介されます。

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