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ペルベズ・ムシャラフとは?

ぺるべずむしゃらふ

ペルベズ・ムシャラフとは、パキスタンの軍人・政治家で、1999年のクーデターで権力を掌握し、約9年間にわたってパキスタンを統治した元大統領です。

ペルベズ・ムシャラフ(1943〜2023年)は、パキスタンの陸軍軍人・政治家で、同国第10代大統領を務めました。デリー生まれで、パキスタン分離独立後に一家でパキスタンへ移住した経緯を持ちます。

陸軍内でエリートコースを歩み、1998年に参謀総長に就任しました。1999年、ナワーズ・シャリフ首相との対立が激化する中、無血クーデターを起こして政権を掌握し、当初は「最高行政長官」として実権を握りました。2001年には自ら大統領に就任しました。

同年9月の米国同時多発テロを受け、アメリカの「対テロ戦争」に協力する立場を鮮明にし、アフガニスタン侵攻への支援やアルカイダ関係者の拘束・引き渡しに協力しました。この親米路線は経済支援や国際的地位向上をもたらした一方で、国内のイスラム主義勢力との対立を深め、複数の暗殺未遂事件にも遭遇しました。

2007年には非常事態宣言を発令し、国際社会から民主主義の後退として批判を受けました。2008年の議会選挙で野党が圧勝すると辞任を余儀なくされ、ドバイに亡命しました。帰国後は逆賊・反逆罪などで訴追され、長期にわたって法廷闘争が続いた後、2023年にドバイで死去しました。

使い方・例文

パキスタン現代政治や対テロ戦争に関する書籍・報道で、軍事政権と民主主義の緊張関係を論じる文脈で登場します。

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