ベルナルト・ショーとは?
べるなるとしょー
バーナード・ショーとは、鋭い皮肉と社会批評を盛り込んだ戯曲を数多く書き、イギリス演劇を刷新したアイルランド出身の劇作家・批評家です。
ジョージ・バーナード・ショー(1856〜1950年)は、アイルランドのダブリン生まれの劇作家・批評家・社会思想家です。20代でロンドンに移り、音楽・演劇批評家として活躍した後、40代以降は戯曲執筆に専念して近代イギリス演劇を代表する存在となりました。
ショーの戯曲は、社会の矛盾・偽善・階級制度を鋭いウィットで暴くことを特徴とします。笑いとアイロニーを通じて、資本主義・売春・戦争・宗教・女性の地位といった社会問題を正面から扱い、観客に考えさせる「問題劇」の先駆者として評価されています。
代表作には次のものがあります。
- 『ピグマリオン』——花売り娘が貴族の英語を習得する物語。後にミュージカル「マイ・フェア・レディ」の原作となった
- 『聖女ジョウン』——ジャンヌ・ダルクをテーマにした歴史劇
- 『ハートブレイク・ハウス』——第一次世界大戦前夜のイギリス上流社会への批判
- 『バーバラ少佐』——武器製造業者と慈善活動の矛盾を描く
1925年にノーベル文学賞を受賞。また社会主義団体フェビアン協会の創設メンバーとして政治活動にも積極的に関与しました。94歳まで旺盛に執筆を続け、その長命ぶりと毒舌でも知られます。なお「ベルナルト・ショー」は日本語での表記の一つで、一般的には「バーナード・ショー」とも表記されます。
使い方・例文
『ピグマリオン』はミュージカル「マイ・フェア・レディ」の原作として有名で、映画や舞台として繰り返し上演されています。英語教育や言語と階級の関係を論じる文脈でも引き合いに出されます。
この用語をシェア
最終更新: