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ヘイロクラインとは?

へいろくらいん

ヘイロクラインとは、塩分濃度が急激に変化する水中の境界層のことで、海水と淡水が接する洞窟や港などで見られます。

ヘイロクライン(Halocline)とは、塩分濃度(塩分量)が急激に変化する水中の境界層のことです。「ハロ(halo=塩)」と「クライン(cline=傾斜)」に由来し、サーモクラインの塩分版にあたる現象です。日本語では「塩分躍層(えんぶんやくそう)」とも呼ばれます。

水の密度は塩分濃度によって変化し、塩分が高い水(海水)は重く、塩分が低い水(淡水)は軽い性質があります。そのため、淡水と海水が接する場所では、軽い淡水が上層に、重い海水が下層に分布し、その境界面がヘイロクラインとなります。混合されずに安定した状態を保つことが多く、とりわけ流れの少ない閉鎖的な環境で顕著に現れます。

ヘイロクラインが見られる代表的な場所は以下の通りです。

  • メキシコのユカタン半島などの海水・淡水混合の水中洞窟(セノーテ)
  • 河川が海へ注ぐ河口域や港湾
  • 塩分濃度が異なる2つの海域が接する場所

ダイビング中にヘイロクラインを通過すると、屈折率の違いから視界がゆらいで見えるほか、浮力が変化して中性浮力の維持が難しくなることがあります。セノーテダイビングではヘイロクラインを通じて淡水から海水へ移行する幻想的な景観が人気を集めています。

使い方・例文

メキシコのセノーテでダイビングすると、淡水と海水の境目でヘイロクライン特有のゆらぎ(光学的な揺れ)を体験できます。

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