プログラムピクチャーとは?
ぷろぐらむぴくちゃー
プログラムピクチャーとは、映画館での定期上映プログラムを埋めるために量産された、低予算の娯楽映画のことです。
プログラムピクチャー(Program Picture)とは、主に1930年代から1960年代にかけて、映画館の上映スケジュール(プログラム)を安定して埋めるために製作された、比較的低予算の商業娯楽映画のことを指します。日本では「プロ映画」や「量産映画」とも呼ばれます。
当時の映画館は毎週または定期的に新作を上映する必要があり、それを支えるために各映画会社が大量の作品を製作しました。プログラムピクチャーの特徴としては以下のものが挙げられます。
- 製作期間が短く、コストを抑えたシンプルな作り
- 時代劇・西部劇・アクション・ホラーなどのジャンルに偏る傾向
- 定番の人気俳優やパターン化したストーリー展開
- 大作映画の「添え物」として二本立て興行で上映されることが多い
日本では東映・日活・大映・松竹・東宝の五社体制のもとで大量のプログラムピクチャーが生産されました。なかには後に「B級映画の傑作」として再評価される作品も多く存在し、特撮・怪獣映画などがその代表例です。
テレビの普及とともに映画館の観客数が激減した1960年代以降、プログラムピクチャーの製作は大幅に縮小し、現在ではほとんど見られない形態となっています。
使い方・例文
「昔の映画館では毎週プログラムピクチャーが入れ替わっていた」のように、定期上映用の量産娯楽映画を指す場面で使われます。
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