プットオプションとは?
ぷっとおぷしょん
プットオプションとは、特定の原資産を事前に決めた価格(行使価格)で売る権利のことで、価格下落時の損失をヘッジするために使われるデリバティブ取引です。
プットオプション(Put Option)は、ある原資産(株式・株価指数・為替・商品など)を、あらかじめ定められた価格(行使価格・ストライク価格)で、一定の期限内または満期日に「売る権利」を表すデリバティブ(金融派生商品)です。
プットオプションの買い手はオプション料(プレミアム)を支払って権利を取得します。原資産の市場価格が行使価格を下回った場合(例:行使価格100円の株が80円に下落)、買い手は市場価格に関わらず100円で売る権利を行使して利益を得られます。一方、市場価格が行使価格を上回る場合は権利を行使せずプレミアム分の損失だけで済みます。
プットオプションの主な利用目的は以下のとおりです。
- ヘッジ(保険):保有株式の価格下落リスクをカバーする「保護的プット」
- 投機:相場の下落を見込んで利益を狙う
- ボラティリティ戦略:他のオプションと組み合わせてスプレッド取引を行う
- インカム獲得:プット売り(ショートプット)でプレミアム収入を得る
コールオプション(買う権利)と対をなす概念で、両者を組み合わせることで様々な戦略が構築できます。オプションの価格はデルタ・ガンマ・ベガ・シータ・ローという「グリークス」で表されるリスク指標で管理されます。
使い方・例文
「保有する株式ポートフォリオの急落に備え、プットオプションを購入して下落リスクをヘッジした」や「日経225プットオプションを買ってリーマンショックのような急落に備えている」という使い方がされます。
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