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フレデリック・バンティングとは?

ふれでりっく・ばんてぃんぐ

インスリン発見・精製したカナダの医師で、糖尿病治療に革命をもたらしノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

フレデリック・バンティング(Frederick Banting、1891年〜1941年)は、カナダ・オンタリオ州出身の医師・研究者です。1921〜1922年にかけインスリン発見と精製に成功し、それまで死に至る難病とされていた糖尿病の治療に革命をもたらしました。1923年、チャールズ・ベストとともにノーベル生理学・医学賞を受賞しています(正式受賞者はバンティングとジョン・マクラウド)。

当時、膵臓がインスリンを分泌して血糖を制御するという概念は存在していましたが、膵臓の消化酵素がインスリンを分解してしまうため単離が困難でした。バンティングはトロント大学のマクラウド教授の支援を受け、学生のチャールズ・ベストと共に膵管を結紮する実験を行い、消化酵素の分泌を抑えた状態でランゲルハンス島から有効成分(インスリン)の抽出に成功しました。

インスリン発見がもたらした変化は画期的なものでした。

  • それまで数週間〜数か月で死亡していた重症糖尿病患者が生存できるようになった
  • インスリン投与後に患者が劇的に回復する「奇跡」が臨床で繰り返し確認された
  • 製薬企業による大量生産が可能になり世界中に普及した
  • 内分泌学・代謝疾患研究の発展を大きく促した

バンティングはその後も研究を続けましたが、第二次世界大戦中の1941年に飛行機事故で命を落としました。インスリン発見は20世紀医学最大の業績の一つとして今日も讃えられています。

使い方・例文

「フレデリック・バンティングがインスリンを発見したことで、かつては不治の病だった1型糖尿病の患者が長期にわたって健康的な生活を送れるようになった。」

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