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フリーボードとは?

ふりーぼーど

リーボードとは、船や橋などにおいて水面(または基準面)から構造物の上端までの垂直距離のことで、安全余裕高とも呼ばれます。

リーボード(freeboard)とは、船舶においては水面(喫水線)から甲板の上端までの垂直距離を指し、転じて橋梁・護岸堤防などの土木構造物においては設計水位や洪水位から構造物天端(上端)までの余裕高さを意味します。

船舶のフリーボードは、積み荷の量や船の安定性に直結する重要な指標です。フリーボードが大きいほど波に対する余裕が増し、安全性が高まりますが、重心も高くなるため安定性とのバランスが必要です。国際的には「満載喫水線条約」(ロードライン条約)によって船舶のフリーボードの最小値が規定されており、船体に「プリムゾルマーク」(満載喫水線標識)が刻まれて目視で確認できるようになっています。

土木・水理学の分野では、設計洪水位に対して橋桁や堤防が持つ余裕高さをフリーボードと呼びます。河川の橋梁設計では、増水時に流木や氷塊が橋桁に衝突しないよう、一定のフリーボードを確保することが求められます。

フリーボードは以下のような場面で考慮されます:

  • 船舶の積み荷量と安全運航の管理
  • 河川橋梁の洪水安全性の評価
  • 護岸・堤防の越水リスクの検討
  • 港湾施設の設計基準

いずれも「余裕を確保する」という安全工学の考え方が根底にあります。

使い方・例文

「貨物を積みすぎてフリーボードが規定値を下回ると、船舶検査で出港停止となる場合があります」のように、船の安全管理や土木設計の文脈で使われます。

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