フリードリヒ・アウグスト1世 (ザクセン王)とは?
ふりーどりひあうぐすとぃっせい
フリードリヒ・アウグスト1世とは、ナポレオン時代にザクセン王国の初代国王となったドイツ諸侯で、ナポレオンとの同盟で知られる人物です。
フリードリヒ・アウグスト1世(1750〜1827年)は、ザクセンの選帝侯として統治した後、1806年にナポレオンのライン同盟結成に伴いザクセン王国の初代国王となった人物です。「正義王」とも呼ばれました。
彼の治世はナポレオン戦争の時代と完全に重なります。当初はプロイセンやオーストリアと協調していましたが、1806年のイエナの戦いでナポレオンがプロイセンを破ると、フリードリヒ・アウグストはフランス側に転じ、ライン同盟に加盟してザクセン王の称号を得ました。さらにワルシャワ公国の大公も兼ね、広大な影響力を持つ存在となりました。
この親仏政策は、ナポレオン没落後に大きな代償をもたらしました。
- 1813年のライプツィヒの戦い(諸国民の戦い)ではナポレオン側として参戦
- 敗北後、フリードリヒ・アウグスト自身が捕虜となる
- 1815年のウィーン会議でザクセン領土の約半分をプロイセンに割譲
領土縮小という痛手を被りながらも、フリードリヒ・アウグスト1世はその後も1827年まで王位に留まり、ザクセン王国の基盤を整えました。ナポレオン時代のドイツ諸侯の立場を象徴する歴史的人物として位置づけられています。
使い方・例文
「ナポレオン時代のドイツ諸邦を調べると、フリードリヒ・アウグスト1世がザクセン初代国王としてライン同盟に加盟した経緯が説明されます」という文脈で登場します。
この用語をシェア
最終更新: