フランソワーズ・サガンとは?
ふらんそわーずさがん
フランソワーズ・サガンは、18歳でデビュー作『悲しみよ こんにちは』が世界的ベストセラーとなったフランスの小説家です。
フランソワーズ・サガン(Françoise Sagan、1935〜2004年)は、フランスの小説家です。本名はフランソワーズ・クワレ(Françoise Quoirez)で、ペンネームはプルーストの小説から取られています。裕福なブルジョワ家庭に育ち、パリの大学受験に失敗した翌年の18歳のとき、最初の小説を書き上げました。
1954年に発表したデビュー作『悲しみよ こんにちは(Bonjour Tristesse)』は、コート・ダジュールを舞台に父親と過ごす17歳の少女の心理を鋭く描いた作品で、フランスの権威ある文学賞「クリティック賞」を受賞し、世界20か国以上で翻訳されるベストセラーとなりました。若い女性の自由・官能・孤独を洗練された筆致でとらえたスタイルは、当時の文学界に新風を吹き込みました。
その後も『ある微笑』『ブラームスはお好き』など恋愛と実存をテーマにした作品を次々と発表し、一貫して高い人気を保ちました。スポーツカーの事故や薬物問題など波乱に満ちた私生活でも注目を集め、自由で反骨精神あふれるその生き方は「サガン的」と形容されるほど象徴的でした。2004年、69歳で逝去。フランス近代文学を語る上で欠かせない存在です。
使い方・例文
「10代の夏休みに読んだサガンの『悲しみよ こんにちは』が、フランス文学への扉を開いてくれた」という語り口でよく登場します。
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