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フランシス・ピカビアとは?

ふらんしすぴかびあ

フランシス・ピカビアは、20世紀前半にダダイズムや抽象絵画など複数の前衛運動を渡り歩いたフランスの画家・詩人です。

フランシス・ピカビア(Francis Picabia、1879〜1953年)は、フランスパリに生まれた画家・詩人・編集者で、20世紀の前衛芸術運動において最も自由奔放な存在の一人として知られます。

キャリアの初期は印象派・ポスト印象派の様式で描いていましたが、1910年代に入るとキュビスムへ傾倒し、マルセル・デュシャンらとともにニューヨークのダダを牽引しました。機械をモチーフにした皮肉的な「機械主義」絵画は特に有名で、人間の欲望や社会を歯車・シリンダーとして描くことで強烈な批評性を発揮しました。

その後もシュルレアリスムや透明絵画、具象への回帰など、様式を絶えず更新し続けたため、批評家からは一貫性のなさを指摘されることもありましたが、それ自体が「定義に収まることへの抵抗」というダダ的態度の表れともいえます。詩集や雑誌『391』の発行など文筆・編集活動でも前衛芸術の普及に貢献し、デュシャンやアポリネールとの交流でも知られます。

晩年はパリで具象絵画に戻り、1953年に没しました。彼の作品はポンピドゥー・センターをはじめ世界の主要美術館に収蔵されています。

使い方・例文

「ピカビアの『パレード・アムール』は、機械的な図形と官能的なモチーフを組み合わせたダダイスティックな作風の代表例として教科書に掲載されることが多いです。」

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