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フランシスコ・ビラとは?

ふらんしすこびら

フランシスコ・ビリャとは、20世紀初頭のメキシコ革命において農民・労働者の利益を代弁した革命指導者で、「パンチョ・ビリャ」の愛称で知られる伝説的なゲリラ戦士です。

フランシスコ・ビリャ(1878年頃〜1923年)は、本名ドロテオ・アランゴといい、メキシコ北部チワワ州の貧しい農家に生まれました。若い頃から無法者として山岳地帯に潜み、やがてメキシコ革命(1910年〜)の波に乗って反政府運動のリーダーへと成長しました。「パンチョ・ビリャ」という通称で民衆に親しまれ、富裕層から奪って貧民に分け与える義賊的なイメージが人々の心をつかみました。

革命の初期にはフランシスコ・マデロ大統領を支持して独裁者ポルフィリオ・ディアスの打倒に貢献しました。その後の政治的混乱の中で、ビリャはエミリアーノ・サパタとともに南北から首都を圧迫する連合勢力として台頭しましたが、両者の連携は長続きしませんでした。ビリャ率いる「北方師団(ディビシオン・デル・ノルテ)」は当時ラテンアメリカ最強とも言われる機動力の高い軍事組織でした。

1916年、ビリャはアメリカ・ニューメキシコ州のコロンバスを急襲しました。これはアメリカ本土への最後の外国軍による侵攻とされており、アメリカ政府はパーシング将軍率いる遠征隊をメキシコに派遣しましたが、ビリャは捕捉されることなく逃げ切りました。

1923年に政治的暗殺によりその生涯を閉じましたが、メキシコでは今日もビリャは民衆の英雄として語り継がれており、彼の肖像は切手や壁画にも描かれています。

使い方・例文

「パンチョ・ビリャはメキシコ革命を代表するゲリラ指導者として、現在も映画や小説の題材になっている」という形で、ラテンアメリカ史や革命史の文脈で頻繁に登場します。

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