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フランシスコ・デ・ケベードとは?

ふらんしすこでけべーど

フランシスコ・デ・ケベードは、17世紀スペインの詩人・小説家・風刺作家で、バロック文学の頂点を代表する黄金世紀の巨人のひとりです。

フランシスコ・ゴメス・デ・ケベード(Francisco Gómez de Quevedo y Villegas、1580〜1645年)は、スペイン黄金世紀(シグロ・デ・オロ)を代表する文学者・思想家です。マドリードの貴族の家に生まれ、法学・神学・古典語など幅広い学問を修めた後、詩・散文・風刺・政治論など多岐にわたる作品を残しました。

文学的特徴として、凝縮した言葉遣いと鋭い知的遊びを特徴とする「概念主義(コンセプティスモ)」のスタイルが挙げられます。これはゴングーラに代表される「誇飾主義(クルテラニスモ)」と対立するスタイルで、ケベードは両者の論争における概念主義の旗手でした。

代表作には、スペイン最初の悪漢小説のひとつとされる『大ならず者ドン・パブロスの生涯』(1626年頃)があります。また詩集や、死・時間・無常を扱った形而上学的な詩も多く、ソネットの名手としても知られています。

政治的には国王フェリペ4世の寵臣オリバーレス伯爵に接近しつつも激しく批判し、晩年は政治的陰謀により投獄されました。その鋭い風刺と深い人間観察はスペイン文学の最高傑作とみなされ、後世の作家たちに大きな影響を与えています。

使い方・例文

スペイン文学の授業や西洋文学史の講義で「バロック文学の代表」として必ずケベードの名前と代表作が取り上げられます。

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