フォーカスリミッターとは?
ふぉーかすりみったー
フォーカスリミッターとは、カメラレンズのオートフォーカスが動作する距離範囲を制限し、合焦速度を向上させるための切り替えスイッチです。
フォーカスリミッター(Focus Limiter)は、交換レンズに搭載されたオートフォーカス(AF)の探索範囲を特定の距離帯に絞り込む機能です。物理的なスイッチやダイヤルで「至近距離〜中距離」「中距離〜無限遠」などのレンジを選択して切り替えます。
この機能が重要な理由は、AFが合焦点を探す際にレンズのフォーカスエレメントを全可動範囲でスキャンすると時間がかかるためです。例えばスポーツ写真で遠くの被写体を追うとき、至近距離まで探索する必要はありません。フォーカスリミッターで不要な距離範囲を除外することで、
- 合焦にかかる時間の短縮
- 迷いフォーカス(ハンチング)の低減
- 動体追跡の安定化
といった効果が得られます。特に望遠レンズや超望遠レンズ、マクロレンズではフォーカスエレメントの移動距離が長くなるため、フォーカスリミッターの恩恵が大きくなります。
野鳥・スポーツ・航空機などの動体撮影をする場合は、撮影距離の見当をつけてリミッターを適切に設定しておくことが、決定的瞬間を逃さないための重要なテクニックとなっています。
使い方・例文
野球の試合でバッターを撮影するとき、フォーカスリミッターを「5m〜無限遠」に設定することで、AFが近距離を探索する無駄を省いて瞬時に合焦させることができます。
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