フウ属とは?
ふうぞく
フウ属は、東アジアから北アメリカに分布するフウ科の落葉高木の属で、紅葉が美しく街路樹や庭木として広く植えられています。
フウ属(学名:Liquidambar)は、フウ科(Altingiaceae)に属する落葉高木の属です。東アジア(中国・台湾・日本)から北アメリカ・中央アメリカにかけて数種が分布しており、秋の紅葉が鮮やかなことで知られています。
代表的な種としては、中国・台湾原産で日本にも植栽されるフウ(Liquidambar formosana)と、北米原産のアメリカフウ(Liquidambar styraciflua)が挙げられます。どちらもカエデに似た掌状の葉をもちますが、植物学的にはカエデ科とは別の系統です。秋になると葉が赤・橙・黄に変色し、非常に美しい紅葉を見せます。
フウ属の主な特徴は以下の通りです。
- 葉は掌状に3〜5裂し、互生する
- 雌雄同株で、球状の花序をもつ
- 果実は多数の堅果が集まった球形の集合果で、いわゆる「トゲトゲの実」として目を引く
- 樹液から芳香性の樹脂(ストラクス樹脂)が採れ、香料や薬用に利用される
日本では公園や街路樹として植えられることが多く、特に秋の紅葉シーズンに景観を彩る存在として知られています。アメリカフウはスウィートガムとも呼ばれ、木材としても利用価値があります。
使い方・例文
公園や並木道でトゲのある球形の実が落ちていた場合、フウ属の木である可能性があります。植物の授業や樹木観察会でも頻繁に取り上げられる属です。
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