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パワーインダクタとは?

ぱわーいんだくた

パワーインダクタとは、電源回路電流を蓄えたり平滑化したりする役割を担うコイル部品で、スイッチング電源の効率に直結する重要素子です。

パワーインダクタとは、コイルに電流を流すことで磁気エネルギーを蓄え、電流の変動を平滑化するインダクタ(コイル)の中でも、電源回路向けに最適化された部品です。一般的な信号用インダクタと異なり、大電流に対応しながらコアが磁気飽和しにくいよう設計されています。

電源回路、特にDC-DCコンバーター(スイッチング電源)ではスイッチング素子(MOSFETなど)のオン・オフによって生じるパルス電流を平滑化するためにパワーインダクタが用いられます。インダクタはエネルギーを磁気として蓄えてから放出することで、出力電流の脈動を抑え、安定した直流電圧を後段に供給します。

パワーインダクタの主な性能指標は次のとおりです。

  • インダクタンス(H:ヘンリー): コイルが蓄えられる磁気エネルギーの大きさ
  • 定格電流(飽和電流・発熱電流): コアの磁気飽和や温度上昇の限界を示す
  • DCR(直流抵抗): 低いほどエネルギー損失が少なく効率が良い
  • 自己共振周波数(SRF): これ以上の周波数では容量成分が支配的になり性能が低下

スマートフォン・パソコン・産業機器・電気自動車のインバーターなど、電力変換を伴うあらゆる機器に使われており、小型化・低損失化が継続的に進む重要部品です。

使い方・例文

ノートパソコンのマザーボード上にある小さな四角いコイル部品がパワーインダクタで、CPUへ供給する電圧を安定させる役割を担っています。

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