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パラフレーズとは?

ぱらふれーず

パラフレーズとは、既存の楽曲や文章の内容・主題を保ちながら、形式や表現を変えて新たに作り直したもので、音楽では有名曲の編曲・変奏版を指します。

パラフレーズ(Paraphrase)とはギリシャ語の「para(傍ら)」と「phrase(語句)」に由来し、原作の内容や主題を保ちながら、表現・形式・様式を変えて作り直した作品や技法を指します。音楽文学言語学など複数の分野で用いられる概念です。

音楽におけるパラフレーズは主に19世紀に発展し、オペラのアリアや主題を器楽曲(とくにピアノ)向けに華やかに編曲・変奏したものを指します。リストやタールベルクが得意とした形式で、原曲のメロディーを素材にしながら、装飾・変奏・対位法的展開などを加えて独立した演奏会用作品に仕上げます。

代表例としてフランツ・リストによるオペラ・パラフレーズが有名です。

  • モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」によるパラフレーズ
  • ヴェルディ「リゴレット」によるパラフレーズ
  • ワーグナー「イゾルデの愛の死」によるピアノ用編曲

言語学・文章表現の領域では、原文の意味を変えずに語句や構造を言い換えることをパラフレーズと呼び、翻訳・要約・解説の際に重要な技術です。著作権の観点からも、パラフレーズは完全な複製とは区別されます。

使い方・例文

コンサートのプログラムに「リスト:ヴェルディ『椿姫』によるパラフレーズ」と記されていたり、論文で「原文をパラフレーズして引用した」と説明する場面で使われます。

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