バーバラ・ボニーとは?
ばーばらぼにー
バーバラ・ボニーはアメリカ出身のソプラノ歌手で、モーツァルトやシューベルトの清澄な解釈で国際的に活躍した20世紀後半を代表するリリック・ソプラノです。
バーバラ・ボニー(Barbara Bonney、1956年生まれ)は、アメリカ・ニュージャージー州出身のソプラノ歌手です。その透き通るような声質と、詩の内容に寄り添う繊細な表現力で、オペラから歌曲(リート)まで幅広い分野で高い評価を受けています。
ボニーはアメリカで音楽教育を受けた後、ドイツに渡り欧州キャリアをスタートさせました。デンマーク王立歌劇場や、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場など世界の名門オペラハウスに定期的に出演し、そのピュアな声と誠実な音楽性で聴衆と批評家の双方を魅了しました。
ボニーの活動の特徴を挙げると次のとおりです。
- モーツァルトのオペラ(「フィガロの結婚」スザンナ役など)での高い評価
- シューベルト、シューマン、ブラームスのリートの権威的解釈
- 指揮者クラウディオ・アバドやサイモン・ラトルとの共演録音が多い
- デッカ・レコードへの多数の録音により国際的名声を確立
声楽家としての全盛期に加え、デンマーク市民権を取得してスカンジナビアにも生活の基盤を置きました。透明感と温かみを合わせもつ声は、特にピアノ伴奏との室内楽的な親密さを大切にした歌曲演奏において独自の境地を切り開きました。引退後は後進の指導にも当たっています。
使い方・例文
ボニーがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で録音したシューベルトのリートは、現代の声楽学習者が参照する代表的な手本として広く知られています。
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