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バーナード・チュミとは?

ばーなーどちゅみ

バーナード・チュミはスイス出身の建築家・理論家で、建築におけるイベント・運動・空間の関係を探求し、パリのラ・ヴィレット公園設計などで現代建築に革新をもたらしました。

バーナード・チュミ(Bernard Tschumi、1944年生まれ)は、スイス・ローザンヌ出身の建築家・建築理論家です。チューリッヒ工科大学(ETH)で建築を学んだ後、ロンドンニューヨークを拠点に活動し、コロンビア大学建築学部長(1988〜2003年)として世代を超えた建築家の教育にも貢献しました。

チュミの建築思想の核心は、「建築は空間と出来事(イベント)の間の緊張関係である」という主張にあります。従来の建築がもっぱら形態や空間の静的な配置を論じてきたのに対し、チュミは人間の動き・活動・時間軸を建築の本質として位置づけ、「空間のシーケンス」「交差プログラム」「ディスジャンクション(切断)」といった独自の概念を提唱しました。

代表的な業績は以下の通りです。

  • ラ・ヴィレット公園(パリ、1982〜1998年):脱構築主義の建築として知られる、赤い「フォリー」が散在する都市公園
  • アクロポリス博物館(アテネ、2009年):遺跡の上に浮かぶような透明感ある現代建築
  • 「建築とディスジャンクション」などの理論書

ジャック・デリダの脱構築哲学とも深く関わり、1980〜90年代の脱構築主義建築を牽引した一人として国際的に評価されています。

使い方・例文

「チュミの設計思想では、建物のデザインより『そこで何が起こるか』というイベントの視点が優先される」というように、建築理論や空間デザインの議論で引き合いに出されます。

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