バリアフリー住宅とは?
ばりあふりーじゅうたく
バリアフリー住宅とは、高齢者や障がいのある人が安全・快適に暮らせるよう、段差・障害物・危険箇所を取り除いた設計や設備を備えた住宅です。
バリアフリー住宅とは、身体機能の低下した高齢者や障がいのある人、あるいは怪我をした人などが安心して自立した生活を送れるよう、住宅内外の物理的な「バリア(障壁)」を取り除いた住宅のことです。「バリアフリー」という概念は1970年代に北欧から広まり、日本では1994年の「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律(ハートビル法)」などを経て普及しました。
バリアフリー住宅の主な設計・設備のポイントは以下のとおりです。
- 段差の解消:玄関・廊下・浴室・トイレなどの段差をなくし、車いすや歩行器でも移動しやすくする
- 手すりの設置:階段・廊下・浴室・トイレなどに適切な高さと位置で手すりを設ける
- 廊下・出入口の幅確保:車いすが通れる幅(85cm以上が目安)を確保する
- 滑り止め床材の採用:浴室や廊下に転倒防止のための滑りにくい素材を使用する
- 開き戸から引き戸への変更:開閉が容易で通過しやすい引き戸を採用する
新築時から設計するケース(バリアフリー設計)と、既存住宅をリフォームするケース(バリアフリーリフォーム)があります。介護保険制度では、要介護・要支援認定を受けた人の住宅改修費用(手すり取り付けや段差解消など)について最大20万円を上限に費用の7〜9割が支給される制度があります。また、長期優良住宅や住宅ローン減税の要件にバリアフリー性能が盛り込まれるなど、国として普及を推進しています。
使い方・例文
親の介護に備えて廊下と浴室に手すりを取り付け、玄関の上がり框(かまち)をスロープに変えるリフォームや、車いすユーザーが新築時からすべての部屋を段差なしで行き来できるよう設計した住宅がバリアフリー住宅の典型例です。
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