ハードカレンシーとは?
はーどかれんしー
ハードカレンシーとは、国際市場で広く受け入れられ、自由に両替できる安定した強い通貨のことです。
ハードカレンシー(Hard Currency)とは、国際的な取引や投資において広く受け入れられ、安定した価値を持つ通貨を指します。逆に、国際的な流通が限られ両替が困難な通貨は「ソフトカレンシー(Soft Currency)」と呼ばれます。
ハードカレンシーの代表例としては次のものが挙げられます。
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- 日本円(JPY)
- 英ポンド(GBP)
- スイスフラン(CHF)
これらは各国の中央銀行が外貨準備として保有し、国際貿易の決済にも積極的に使われます。ハードカレンシーは一般的に、発行国の経済規模・政治安定性・金融市場の成熟度・法の支配などを背景に信認を得ています。
ソフトカレンシーしか持たない国の企業や個人が外国から物資を輸入しようとする場合、まずハードカレンシーを入手する必要があります。このため外貨準備としてハードカレンシーを積み上げることが、新興国・途上国の経済政策上の重要課題となります。IMFが加盟国に対して外貨準備の適切な水準を勧告するのも、こうした背景があるためです。
使い方・例文
輸入代金をドルで支払わなければならない新興国の企業は、自国通貨をまずハードカレンシーである米ドルに換えてから決済を行います。金融危機時には自国のソフトカレンシーが急落する一方、ドルやスイスフランへの需要が高まる傾向があります。
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