ハイダイナミックレンジとは?
はいだいなみっくれんじ
ハイダイナミックレンジ(HDR)とは、明るい部分から暗い部分まで幅広い輝度域を表現する技術で、映像・写真・ディスプレイなどの分野で使われます。
ハイダイナミックレンジ(High Dynamic Range、略称HDR)とは、人間の目が認識できる広い輝度の範囲(明るさの差)を映像や画像として忠実に記録・表示するための技術の総称です。「ダイナミックレンジ」とは明部と暗部の輝度差のことを指し、この幅が広いほど自然光に近いリアルな映像・画像が得られます。
従来の標準ダイナミックレンジ(SDR)では、白飛びや黒つぶれが生じやすく、例えば晴天の屋外や逆光のシーンでは細部が失われていました。HDRはこの限界を克服し、太陽の輝きと日陰の細部を同時に表現することを可能にします。
HDRが活用される主な分野を以下に示します。
- 写真:露出の異なる複数枚の画像を合成してHDR画像を生成する手法(フォトグラフィックHDR)
- 映像・テレビ:HDR10・Dolby Vision・HLGなどの規格でコンテンツを制作・配信・表示する
- ゲーム・CGI:リアルな光源表現のためにゲームエンジンやCGソフトで採用
- ディスプレイ:HDR対応モニターや4Kテレビでの高輝度・広色域表示
HDRの効果を最大限に活かすには、コンテンツ(映像・画像)とディスプレイの両方がHDRに対応している必要があります。近年はストリーミングサービスや家庭用テレビへの普及が進み、日常的なエンターテインメントにおいても標準的な技術となりつつあります。
使い方・例文
「HDR対応テレビで映画を視聴すると、夕焼けの空の色合いや暗い室内のディテールが以前より鮮明に映し出され、臨場感が大幅に向上した」というように、映像・ディスプレイの画質向上の文脈で登場します。
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