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ネアルコスとは?

ねあるこす

アルコスはアレクサンドロス大王に仕えたクレタ出身のマケドニア将軍で、インダス川河口からペルシア湾までの大航海を指揮した探検家的提督として知られます。

アルコス(紀元前360年頃〜前300年頃)は、マケドニアの将軍提督です。クレタ島出身とされ、アレクサンドロス大王の幼なじみであり、信頼の厚い部将のひとりでした。

ネアルコスが歴史に名を残す最大の功績は、アレクサンドロスの東方遠征終盤(紀元前325〜前324年頃)に実施したインド洋・ペルシア湾航海です。アレクサンドロスはインド遠征からの帰途、一部の軍を陸路で帰還させる一方、ネアルコスに艦隊を委ねてインダス川河口からペルシア湾を経てメソポタミアまでの海路を開拓させました。

この航海は前人未到の海域を進む長大な旅であり、嵐・渇水・食料不足などの苦難を乗り越えて無事に完遂されました。ネアルコスはその体験を詳細に記録し、後世に「インディカ(インド誌)」として伝えられました(ただし原著は失われており、後代の史家アッリアノスが引用・再構成した形で残っています)。

この航海は古代の地理知識を大きく拡大し、インド洋と西アジアをつなぐ海上交易路の可能性を示した点で歴史的意義があります。アレクサンドロスの死後は後継者抗争に加わり、その後の消息は明確ではありません。

使い方・例文

古代ギリシア・マケドニアの歴史書やアレクサンドロス大王の遠征を扱う書籍で、インド洋航海を成し遂げた人物として取り上げられます。

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