ナマクワランドとは?
なまくわらんど
ナマクワランドとは、南アフリカ共和国北西部からナミビア南部にかけて広がる半乾燥地帯で、春に咲き誇る野生の花で知られる地域です。
ナマクワランド(Namaqualand)は、南アフリカ共和国の北ケープ州北西部からナミビア南部にかけて広がる半乾燥の地域です。この地域はナマ族(コイコイ族の一支族)が伝統的に居住してきたことからその名がついています。
気候は年間降水量が200ミリメートル以下の半乾燥〜乾燥気候で、夏は非常に暑く乾燥しています。しかし冬(7〜9月)には大西洋からの霧や冷たい気流がもたらす雨が降り、これが独特の植生を育みます。
ナマクワランドが世界的に有名なのは、毎年8〜9月の春に出現する「花の絨毯」です。降雨後わずか数週間で、荒涼とした大地が一面のデイジー・ナマクワデイジー(Dimorphotheca)やオステオスペルマムなどの野生の花に覆われます。この光景は「世界八大自然の奇跡の一つ」とも称され、南アフリカの主要な観光名所となっています。
生態学的には「サクレント・カルー(多肉植物カルー)」と呼ばれる植物群系に属し、世界でも有数の植物多様性を誇ります。固有種の多肉植物・球根植物が多く、生物多様性ホットスポットに指定されています。また、ダイヤモンド採掘の歴史も持つ地域です。
使い方・例文
ナマクワランドは「春になると荒野が一面の花畑に変わる奇跡の場所」として旅行・自然ドキュメンタリーなどで取り上げられることが多い地域です。
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