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ナジーム・ヒクメットとは?

なじーむひくめっと

ナジーム・ヒクメットは、20世紀トルコを代表する詩人・劇作家で、自由と人間愛をうたった作品で世界的に高く評価されています。

ナジーム・ヒクメット(Nâzım Hikmet、1902〜1963)は、オスマン帝国末期のイスタンブールに生まれたトルコの詩人・劇作家・小説家です。20世紀トル文学を代表する存在として、国際的にも広く知られています。

ヒクメットはモスクワの東方労働者共産主義大学で学び、社会主義思想の影響を深く受けました。帰国後は詩作・演劇活動を続けましたが、その政治的立場から当局に目をつけられ、長年にわたり投獄されます。通算十数年以上を獄中で過ごしながらも、獄中から詩を書き続けました。1951年にソ連へ亡命し、その後は生涯を主にモスクワで送り、ワルシャワで客死しました。

文学的特徴としては、以下の点が挙げられます。

  • 従来のアラビア語・ペルシア語的な韻律から脱却した自由詩の先駆者
  • 人間の尊厳・自由・愛・平和をテーマにした普遍的な詩世界
  • 叙情性と政治性を高い次元で融合させた作風
  • 代表作「人間的な最も人間的な」「ピアノ・ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」など

トルコでは長く禁書扱いでしたが、没後に名誉回復がなされ、現在はトルコ語教科書にも掲載される国民的詩人と評価されています。その作品は50以上の言語に翻訳され、世界文学の宝として読み継がれています。

使い方・例文

「ナジーム・ヒクメットの詩を読むと、不条理な世界に抗いながら人間の温かさを信じ続けた詩人の魂が伝わってくる」といった文脈で登場します。

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